2012年12月28日金曜日

1月のスケジュール



今年も大変お世話になりました。
2013年もよろしくお願いいたします。

ワタクシ、来年は歳男でございます。
月日が経つのも早いもんだね。
より一層良い音楽を皆様にお届けできるよう、邁進してまいります。


7日(月)横浜ランドマークタワー スカイラウンジ SIRIUS
http://www.yrph.com/rest/sirius/jazz.html

菅野浩(As)
紅野智彦(P)
吉田豊(B)
紺野智之(Ds)


11日(金)野毛 JUNK
http://www.nexyzbb.ne.jp/~nogejunk/html/Live_skejure1.htm


ハル斎藤(Ts)
松下美千代(P)
千北祐輔(B)
紺野智之(Ds)


12日(土)新宿ピットイン 昼の部
http://www.pit-inn.com/index_j.php

土井徳浩(cl)
佐藤浩一(P)
本川悠平(B)
紺野智之(Ds)

昼の部ですよ。


13日(日)東京倶楽部 本郷店
http://www.tokyo-club.com/hongo/about/

千田俊介(G)
平山順子(As)
池田暢夫(B)
紺野智之(Ds)

19:30から3ステージですよ。


14日(月)横浜ランドマークタワー スカイラウンジ SIRIUS
http://www.yrph.com/rest/sirius/jazz.html

菅野浩(As)
紅野智彦(P)
吉田豊(B)
紺野智之(Ds)


16日(水)朝霞台  停車場 
http://www.jazz-teishaba.com/top.html

松下美千代(P)
吉田豊(B)
紺野智之(Ds)




19日(土) 池袋インディペンデンス
http://jazz-independence.com/

松永卓朗(Tp)
平山順子(As)
小林航太郎(B)
田窪寛之(P)
紺野智之(Ds)



21日(月)横浜ランドマークタワー スカイラウンジ SIRIUS
http://www.yrph.com/rest/sirius/jazz.html

菅野浩(As)
紅野智彦(P)
吉田豊(B)
紺野智之(Ds)





22日(火)柏ナーディス スペシャルジャムセッション        
http://knardis.com/knardis.com/Welcome.html 
¥2000      


紺野智之ds、、山田貴子 p、 千北祐輔b


 ホストバンドに参加者が1人ずつ入っていろいろチャレンジしながらディスカッションもできる贅沢なセッション、初心者でも優しく対応させたいただきます!!プロ大歓迎!!
もう無いですよ、こんなセッション

 一人2曲は譜面を持ってきてチャレンジしてください。


26日(土) 浅草 ソウルトレーン
http://soultrane.jp/calendar

komari(Vo)
瀬田創太(P)
中津裕子(B)
紺野智之(Ds)


27日(日)沼袋 オルガンジャズ倶楽部
http://www.organjazzclub.org/

ジャムセッション

セッションホスト
西川直人(Org)
紺野智之(Ds)



28日(月)横浜ランドマークタワー スカイラウンジ SIRIUS
http://www.yrph.com/rest/sirius/jazz.html

菅野浩(As)
紅野智彦(P)
吉田豊(B)
紺野智之(Ds)


お待ちしておりますー。






2012年12月18日火曜日

↓↓↓ちなみに↓↓↓

あ、



ちなみに



どこどこの風景が見えた。


とか、


どこどこにいるようだった、


とか。


昔見た何かを感じた


とか、




叙情的な表現jは


今回は敢えてしてませんよ。


一人のミュージシャンの


”ひとつの”見方です。





あしからず。

というわけで続きーーーーMaria schneider orchestra





というわけで引き続きマリアシュナイダーを見てまいりました。


前回もかきましたが、やはりロイシの゛血”を堪能させていただきました。


まづ、最初に思ったのが、ドラマーはクラレンスペン。

もちろん唯一のロイク。


そこに興味があって聞いてみようと急に思い立ったわけです。



んで、実に素晴らしかったです。



クラレンスさんは聞いたところによるととても気さくで、人柄も柔らかく、社交的。

そんなところがこの白人社会にほどよく適合したんでしょうね。



もちろんワタクシは人種の差別なぞくだらないことを語っているのではなく、一般的な本能的なものを言ってるだけで、それが全く意味の無いカテゴライズであることも身をもってしっております。



そんななんとなしの”違和感”がこのバンドのアクセント、もしくはスパイスなのかなぁ?と見ておりました。



ソロイストも個性的ですばらしかった。




あ、




ちなみに恥づかしながら、このバンド、周りが騒いでて、とても、とても、気にはなっておりましたが、初来日ということで、重い腰をようやく上げて、


聴くのも見るのも初めてでございました・・・(恥)。



んで、そんなワタクシなりに思ったのが、このバンドの”ミソ”はやっぱアコーディオンかなぁ?


アコーディオンがいない時にもずっとその音が聴こえているような・・。




そして直感的に思ったのは、





「このバンドは懐が深い」






なんか、車で言う、いわゆるハンドルの”あそび”が全編的にあるようなばんどの深さが端端に感じられて、何回も見たくなる所以がそこにあるのかと。


しかも今知ったのだが、この日本公演では全て違う曲をやるそうな。





「懐深いな。。。」





間違いなく。







良い経験をさせていただきました・・・。













ちなみに初めてブルーノートでステージ横のリザーブシートの前の見にくい場所でみたのですが、
上流階級はこんな感じで音楽を聴いているんだなー、って聴き方ができて






とても良い経験が出来ました。





あ、




あと、




マリアさん




キュート♡









ここ最近良いライブを見ました。

12月のスケジュールはこの記事の下にあります。




そうなんです。此処最近、良い経験ができました。




われわれジャズミュージシャンにとっては、日々の鍛錬とは、毎日の楽器との練習でもあり、良い風景や、絵画や、映画をみたりすることでもあり、良いライブを見ること、すなわち、「経験」をすることも練習と思って生きている。


要はそういう生き方をしていることが、良い音楽を生み出す一要因、いや、大きな要因だとワタクシは思います。


というわけで、ここ最近Aaron Parks TrioとMaria Schneider orchestraをみてまいりました。


双方に共通して感じたのは        


”    血    ”


彼らは、いわゆるロイシ、(アングロサクソン、ジューイッシュのいずれかだとは思いますが)
その人種の゛血”に実に素直に抵抗なく向き合って音楽をしているなぁ、と深く感じ入りました。



まづは12月11日、新宿Pit InnでのAaron Parks Trio(ピットイン様いつもありがとうございます。)

Aaron Parks(P)
Thomas Morgan(B)
R.J.Miller (Ds)

アーロン(敬称略)は何度も見ていて素晴らしいことも承知していたので、今回はプーさんとも共演しているトーマス(敬称略)にとても興味が偏っておりました。

もちろんトーマスはtwitterでも書いた通り素晴らしく、アイディア増幅器の様な、はたまたどんだけコイツ頭いいんだよ!?(汗)的なプレイを見せていただいて、ポっ、と浮かんだアイディアを上手に膨らませつつ、そのアイディアが終わることにはもう別の議題に取り組んでいらっしゃるような、そんなキーンと張り詰めたインテリジェンスを持ってらっしゃって、かなり衝撃を受けました。
特に1stセットのピアノとデュオ時のフリーインプロビゼイションが秀逸でしたよ。

しかも、このタイプのベーシストには無いのかな?と(勝手に)思っていた、コーダルなことはもちろん、ドラマーが嬉しいコーダルなことと、リズミックなことを同時にやってらして、ドラマーのやることもこんなにわかってくれてるんだなーと、終始ニヤリとさせられてしまっていたのはここだけの話にしておこう。



そうすると双方同時に引き立つんだねー。なんて思ってたりしてたりしてー・・・。んふふ。



見た目はいじめられていそうなヒョロヒョロのメガネさんなんですけどね・・・。
そのギャップがまた恐ろしい・・・。







…良い経験をさせていただきました。






そして、侮っていた、とまではいかないが、そこまで期待するのは止そうと思いながら
(言い訳までに、ミュージシャンは同じ楽器は、多少シビアに見ますよー、お願いだからわかってね)
みていたR.J.。
もちろん自分のことは棚に上げてますよ。



最初は   


ん?


ん?



ん?(謎)




と思っていたのだが、とにかく音が綺麗で、サウンドさせ方が素晴らしくて、ヒギンズのような叩き方で、肘つきながら叩いてて、スーパーリラックスしていて、変なグラサンに魔法使いみたいなヒゲで、ハーレーダビットソン乗ってる人みたいで、とにかくシンプルなのに個性的!(これってほんとにすごいこと)


と、いつの間にか引き込まれてしまうような、これまでにない”おもしろい”ドラマー。



そして、最初に言ったように、”血筋”に実直。







そんな3人が自然に音を出したら、






自然な音楽になるのは当たり前。





…良い経験をさせていただきました。




長げぇぇぇぇぇえぇぇぇっぇー



ってことでマリアシュナイダーはこの次へ!!